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Claude Code のトークン消費を減らす実践ガイド

利用上限にすぐ達する原因は会話の積み重ねです。/usage での確認、/clear と /compact の使い分け、モデル選び、CLAUDE.md の整理まで、今日からできる節約術をまとめました。

会社で Claude Code を導入したものの、週の半ばで利用上限に達してしまう。そんな相談をよく受けます。原因はプロンプトの書き方ではないことがほとんどです。Claude Code は毎回のやり取りで、それまでの会話全体と CLAUDE.md、読み込んだファイルやログをまとめて送り直しています。つまり、使い方の癖がそのままトークン消費になっているのです。

まず「どこで使っているか」を見える化する

感覚で節約しようとしても続きません。最初に数字を確認します。

  • /usage:Pro、Max、Team、Enterprise プランでは、プランの利用状況に加えて、スキル、サブエージェント、プラグイン、MCP サーバーごとの内訳が表示されます。API 課金の場合はセッションのトークン数と概算金額が出ます。
  • /context:いまのコンテキストに何が入っているかをグリッドで表示します。CLAUDE.md が大きすぎる、使っていない MCP が場所を取っている、といった問題がひと目でわかります。

Team プランの場合、各メンバーの Claude Code 利用はシートごとの枠から引かれ、5時間の枠と週単位の枠でリセットされます。この枠はチャットとも共有です。追加予算の申請や稟議を通すときも、/usage の内訳を見せれば「何に使っているのか」を具体的に説明できます。

常に数字が見えるようにしたいなら、ステータスラインを設定しておくと便利です。

/statusline モデル名とコンテキストの使用率をパーセントで表示して

仕事が変わったら /clear、同じ仕事なら /compact

いちばん効果が大きいのはこの習慣です。

  • 別の作業に移るときは /clear。前の会話は、残しておくだけで毎回送り直されるコストになります。あとで戻る可能性があるなら、先に /rename で名前を付けておけば /resume で再開できます。
  • 同じ作業が長くなったときは /compact に指示を添えます。指示は日本語で問題ありません。
/compact 目的、決定事項、変更したファイル、失敗しているテストだけを残して。調査の途中経過は省いてよい。

注意点として、要約そのものも会話全体を読むため、巨大なセッションではそれなりのリクエストになります。続きの文脈が不要なら /clear の方が安く済みます。

モデルと effort を作業に合わせる

普段の実装や修正は Sonnet、設計判断や何度やっても直らないバグは Opus、名前の変更や整形のような機械的な作業は Haiku。/model でいつでも切り替えられます。計画は Opus、実行は Sonnet で進める opusplan という指定もあります。

見落とされがちなのが effort です。思考に使うトークンは出力として課金されるので、簡単な修正には /effort low や /effort medium で十分です。元に戻すときは /effort auto です。

CLAUDE.md は短く、手順はスキルへ

CLAUDE.md は毎回のセッション開始時に読み込まれます。公式ドキュメントでも1ファイル200行未満が目安とされています。社内の開発ルールを全部書き込みたくなる気持ちはわかりますが、毎回必要なことだけに絞るのがコツです。

  • リリース手順やレビューのチェックリストのような手順ものはスキルにします。使うまでは短い説明文しか読み込まれません。
  • 特定のフォルダだけに関係するルールは .claude/rules/ に置き、paths で対象を指定します。該当ファイルを触ったときだけ読み込まれます。

リポジトリに CLAUDE.md をコミットしているなら、/doctor を実行すると、コードから読み取れる情報など削れる部分を提案してくれます。

ログやテスト結果をメインの会話に入れない

テスト全件の出力やビルドログは、一度入るとその後のやり取りすべてで送り直されます。重い作業はサブエージェントに任せて、結果だけを受け取りましょう。

サブエージェントでテストを全件実行して、失敗したテストのファイル名、行番号、エラーメッセージだけを報告して。

GitHub の操作なら MCP より gh コマンドの方が軽く済みます。使っていない MCP サーバーは /mcp から無効にしておきます。

間違った方向に進む前に止める

一番高くつくのは、違うものを作ってからやり直すトークンです。大きめの作業は Shift+Tab でプランモードに入り、計画を確認してから進めます。方向がずれたらすぐ Esc で止め、Esc を2回押すか /rewind で前の状態に戻します。また、プロンプトキャッシュはサブスクリプションでは約1時間で切れるため、昼休み明けに巨大なセッションを再開するより、短い引き継ぎメモを持って新しく始めた方が安いこともあります。

全部を一度にやる必要はありません。今週の作業をひとつ選び、前後で /usage と /context を確認してみてください。まずは作業ごとの /clear と、CLAUDE.md の整理から始めるのがおすすめです。詳しくは公式のコスト管理ガイドにまとまっています。

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